前回の日記、長男ピッピの高校受験ものがたりのつづきです。
まだ読まれていない方は、ひとつ前の日記からお読みください。
☆彡
さて、1学期の通知表が出て、ある私立大学の附属高校B校を志望校に決定したピッピ。
先にあったB校の6月の文化祭も見に行っており、中三生対象の進路相談コーナーでは
担当の先生に「単願志望です」とアピールも怠りませんでした(笑)
そして、夏休みがはじまってすぐの中学の担任の先生との三者面談で、
都立ではなくB校を受験したい旨伝えました。
日頃より生徒をよく観察してくれているC先生は、興奮したようにこう言いました。
「ピッピにはそれがいい!ピッピは友達が大好きで、その分環境や友人に
流される傾向がある。大学に進みたいならば、高校の環境が大学へと目が向いている
ところの方がピッピの今の希望の進路に進みやすいだろう。賛成です!」
C先生がそうおっしゃってくれるなら、もう微塵の迷いもありません!
夏休み中には、早速B校のオープンスクールにも参加しました。
部活動などで登校している生徒たちがさわやかに「こんにちは!」
とあいさつしてくれました。
先生に言われているのでしょうが、それを実行できる素直さにも感心しました。
私立なので、校則も比較的厳しいようですが、明るく普通の高校生たちが
過ごしているといった印象でした。
6月の文化祭の時にも「学校楽しい?」と在校生に聞いてみたところ
元気に「はい!楽しいです!」と答えてもらったこともありました。
そして2学期の中間、期末テストで少し挽回したピッピ、
ドッキドキの内申点は英検・数検3級の加点も手伝って、
なんとか5教科18をクリアできました。←神様仏様ありがとうございます。
(いや、本当に検定受けておいて良かったです。私立受験の方は絶対挑戦
しておいた方がいいと思います)
あとは、12月に中学の先生が受験相談といって、受験先の高校に内申書を持って、
「この生徒が御校を受験したいと思っています。受験可能でしょうか?」と
確認しに行ってくれます。
私立校の場合、この受験相談で受験可と言ってもらえると
面接でよほどのことがない限り合格へとつながるところが多いので、
ここまでが一つの山場になります。どきどきです。
あとは、面接の練習の場数を踏み(中学校や塾や家庭で模擬面接しました)
年明けの面接に臨みます。(えっと・・ばっかり言わない!アイコンタクトして!)
そして、いただきました!合格!!!←お父さんお母さんありがとうは??
振り返ってみると 合格発表と同じくらい、
いえ、それ以上に2学期の内申発表や受験相談の方がキンチョーしました。
ドッキドキド!です。
晴れてクラスで1番に合格をもらったピッピは、B校からどっちゃり宿題をもらいましたとさ。
そこからは同級生たちも続々と高校が決まっていき、同じ地域に住んで同じ市立中学に
通っていた子供たちは、春 それぞれの道に!
4月。なぜか特別進学クラスに紛れ込んでしまったピッピくん、現在 苦労してます(笑)
(入学前の新入生テストで得意なとこだけ出たんでしょうか?どっちゃり宿題が功を奏した?)
「クラスのビリッけつ、俺が取ってあげてるんだ。」←やめなさい。
まぁ、いいんですけど。
お願いですから、このまま塾なしで上の大学まで行ってもらえませんか?
塾に行くようになると本末転倒なんで。
長くなりましたが、これで我が家の高校受験ものがたり完結です。
恥を忍んで書いたのは、ピッピくらいの普通の成績の子って結構受験に
悩むんじゃないかと思ったからです。
少しがんばれば、ひとつランク上の高校に行けるかもしれない。
でもちょっと気が緩むと妥当な高校も落ちるかもしれない。
公立にするか私立にするか、高校の先はお勤めか、大学か、専門学校か。
普通の成績の子が一番さじ加減一つで進路が変わるように思ったのです。
(賢い子は賢い子の世界で大変そうですが・・)
大学附属校に入ったからと言って、必ず上の大学にいけるわけではありません。
クラスでビリのピッピ、危ういです!
それでも、都度相談したり一緒に悩んだりして、この先もピッピの気持ちを
大切に進んでいきたいです。
そして一度しかない高校時代、思い切り楽しんでもほしいな!
こんなピッピのものがたりが、どなたかの参考になったらうれしいです。
☆彡
ピッピの私立高校の毎日も、また機会があったら日記に綴りたいと思います。
合格したはいいけど、実際の高校生活はどうなの?って思いますよね♪
ピッピが受験生の時に見つけた、うちと同じ考えの親御さんの受験ブログを
すごく参考にさせてもらって勇気ももらったのですが、入学してからの記事が
なくて、その先の行方がすごく知りたくてウズウズしました(笑)