昨日、春以来久しぶりに美容室に行きました。
ところで みなさんは美容室では、美容師さんとのおしゃべりを大いに
楽しまれるタイプでしょうか?
それとも静かに時を過ごされたいタイプでしょうか?
どちらがよりリラックスできますか?と言い換えてもいいかもしれません。
他愛ない美容師さんとのおしゃべりは楽しい、という方も
たくさんいらっしゃると思いますが、わたしは断然静かに過ごしたいです。
髪型の相談とか、ドライヤー使用のコツとか、美容室ならではの
会話はとても自然にやりとりできます。
でも、場を埋めるために、または気遣いから、あるいは「美容師たるもの
お客様に楽しげに話を振っていかなければ」という意志の元
様々な会話を仕掛けてくださるのが時に辛い時があります。
それは「このあとの予定は?」だったり、「夏休みにどこかに行ってきたか?」
だったり、「最近買った家電の話」だったりしますが、どのトピックでも
会話が今ひとつ弾まないと大変美容師さんが不憫になります。
大変だな~と本当に思います。そして申し訳なくなります。
それと同時にわたしも消耗してしまうこともあります。
いつだったか、車の話を仕掛けてらした美容師さんがいました。
わかる範囲で受け答えをしたところ、その美容師さんの中で
「こちらのお客様は車の話に乗ってきた」とインプット、もしくはヘアカルテに
実際メモ書きでもしておいたのか、数ヵ月後に訪れた時は 最初から車話でスタート。
車に詳しくなく、逆に運転が苦手なわたしには、とても辛い経験でした。
そういえば一度、周辺のレストラン話になった美容師さんは
その後訪れる度に「最近のレストラン情報教えて下さいよ~」と仰るので
詳しくもなんともなく、グルメでもないわたしは段々その美容室から足が遠のいて
しまったこともありましたっけ。
美容師さんの技術に満足していても、オレオレ的な会話が辛い…
それで行かなくなってしまうこともあります。
逆に技術はそれなりな感じでも、あんまりおしゃべりでないシャイな美容師さん
だと結構通ってしまうこともあります。
(美容師さんとの無言の時間こそ気まずい…という方もいらっしゃるでしょうね。
そんな気持ちもわかります)
また、わたしは美容室でシャンプーをしてもらうのが大好きなので、シャンプー中は
静かに快楽のプールに漂っていたいのですが、突然
「そういえば、この前のヘアオイル使い心地どうだったぁ?」などと聞かれると
快楽のプールから片手で引きずり出された思いで、心底ガッカリしながら
「よござんした…」と半泣きで答えることになります。
「でしょ~~。あれね、普通のドラッグストアで売ってないからさ!」
放っておいてほしいのだ。
それで、話は最初に戻りますが昨日担当してくださった美容師さんは
二度目ですが、程よく声を掛けてくださり、あとは放っておいてくれます。
髪をやっていただいている間に段々気持ちよくなってきて、ずぶずぶと快楽の
ウトウトプールに浸かっていき船を漕ぐこと数回。コクっzzz。
ハッと目が覚めて美容師さんに「てへ」と照れ笑いしつつ、小林薫的な優しさで
(←あまちゃん小ネタ投入 ^m^)
放っておいてくれるので また快楽のウトウトプールへずぶずぶずぶ。
その後 夢遊病状態でシャンプー台へ移動して、シャンプー・トリートメント担当の
女の子の魔法の手で、ますますの快楽の「海」へといざなわれ、
最後のマッサージでは前世さえ垣間見えそうな催眠状態になりました。
(もちろん前世は見えませんでしたが)
こんなオラをソっとしておいてくれた担当美容師さん。
ありがとう。
そして、どこにも異動しないでください。
(そして技術もお上手 ^m^b)
注: でも、おら、友だちと無意味にペチャクチャおしゃべりさ すんのは
大好きなんだげどな。
追伸: 半年毎日見続けてきた、大好きな「あまちゃん」が来週で
終わってしまいます。燃え尽き症候群&あまロス
症候群で再来週からしばらく寝込みます。zzz